お知らせ&コラム

2017.11.17

『はじまりは愛着から』②

四年経って、男の子が生まれました。

長女と違って全然寝てくれない乳児期もつらかったけど、言葉がわかるようになっても、こちらの言うことを全然聞いてくれない・・・

「親の言うことはちゃんと聞くもんだ!」という昭和の頑固オヤジメソッド(私はオフクロですが)は彼には通じず。私は途方に暮れ、疲れていました。

そんなある晩、ふと、本棚の奥に長く眠っていた『こどもへのまなざし』を読み返してみたのです。

その時の衝撃といったら!
(前回も書いたか、このフレーズ)

数年間の親としての自分の生活を、本の内容に重ねながら読むと、

「それわかる!私も、そうなんじゃないかと思ってた!」
「そうか、そこが大事だったのか!」

そこには、以前に読んだときと全く違った光景が広がっていました。

佐々木先生のやさしい声が聞こえてくるような(もちろんお会いしたことはない)文章に引き込まれ、不覚にも涙しました。この本が私の子育てのバイブルになった夜でした。

子どもをどうやって育てていくのか・・・親のやってきたことを真似るところもあれば、全く思いもしなかった考え方に触れ、共感こともある。そうやって自分なりの子育ての軸が、少しずつできてくるのでしょうか。

そんなわけで『こどもへのまなざし』、子育てされている多くの方に出会ってほしい一冊です。ですが、子育て真っ只中の身には正直キツイ分厚さなのです(ハードカバーで300ページぐらい)

そう思っていたら、この本のエッセンスを集めた素晴らしい本がこの秋出版されました。ソフトカバーでコンパクト。山脇百合子さんのイラストも素敵です。それが、

『はじまりは愛着から』(福音館書店) 

です。個人的にはこのタイトルにムネアツです。佐々木先生のメッセージそのものなのです。

先生は今年6月にお亡くなりになりましたが、これからも佐々木先生の言葉が多くのお母さんたちをあたたかく支え続けてくれることと思います。

http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=677